柚木沙弥郎の世界 柚木沙弥郎の世界

Yunoki Samiro
アートはわかるものではなく、感じるものなのだ

“楽しくなくちゃつまらない”

本展では、染色作品をはじめ、版画や絵本原画など、
表現の域を超えて活躍する柚木沙弥郎さんの
芸術の世界を紹介します。
染色家でアーティストの柚木さんは、現在 99 歳。
精力的に作品を発表し、絶えず“挑戦”し続けています。
60歳を過ぎてから取り組んだ「版画」の世界では、
リトグラフをはじめ、モノタイプなど様々な技法に挑戦。
70歳を過ぎてから制作を始めた「絵本」の世界では、
宮沢賢治、まどみちお、村山亜土、谷川俊太郎など
子ども達に親しまれている多くの絵本に携わりました。
現在も作品制作に挑み続ける姿はパワーに溢れ、
私達に勇気を与えてくれます。
“楽しくなくちゃつまらない”と
ワクワクする気持ちを大切に制作に向かう柚木さん。
本展では、約160点の作品を
「染色」「版画」「絵本」「水彩とコラージュ」の
4つの世界にわけて紹介します。
生き生きとした色と形、
独創的な沙弥郎ワールドをお楽しみください。

Credit
撮影 木寺紀雄

染色の世界染色の世界

きれいで鮮やか大きな染色

約20点の染色作品が、展示室を鮮やかに彩ります。

  • 無題 2016年 公益財団法人泉美術館蔵
    «無題» 2016年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 萌芽を求めて 1994年 公益財団法人泉美術館蔵
    «萌芽を求めて» 1994年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 燕のうた 2015年 公益財団法人泉美術館蔵
    «燕のうた» 2015年 公益財団法人泉美術館蔵
  • いつからだって、どんな対象だっていいんだよ。僕だって物心ついたのは80歳になってからなんだから。

版画の世界版画の世界

のびのび描いた多くの版画

柚木さんが版画に挑戦したのは60歳を過ぎてから。
本展では、様々な技法で制作された版画作品が並びます。

  • リノカット洋D 2002年 坂本善三美術館蔵
    «リノカット洋D» 2002年 坂本善三美術館蔵
  • リトグラフィ3 2002年 坂本善三美術館蔵
    «リトグラフィ3» 2002年 坂本善三美術館蔵
  • 仲間 2007年 公益財団法人泉美術館蔵
    «仲間» 2007年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 自分が面白くなれば、他人もおもしろくなる。それが、ものづくりの原点。

絵本の世界絵本の世界

ゆかいでステキなかわいい絵本

子どもたちに親しまれている柚木さんが手がけた絵本。
展覧会では、どんな「絵本の世界」が広がっているでしょうか?

  • たかい たかい 原画 2006年 個人蔵
    «たかい たかい» 原画 2006年 作家蔵
  • 雨ニモマケズ原画  2016年 公益財団法人泉美術館蔵
    «雨ニモマケズ» 原画
    2016年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 絵本 てんきよほうかぞえうた 2004年 公益財団法人泉美術館蔵
    «てんきよほうかぞえうた» 原画
    2004年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 絵本は、子どもが0才から3才くらいまでのあいだ、大人とのコミュニケーションのパイプ

水彩とコラージュの世界水彩とコラージュの世界

色と形のハーモニー

抽象的な表現や布のコラージュ…。
柚木さんの様々な挑戦をご覧いただけます。

  • No.5 2016年 公益財団法人泉美術館蔵
    «No.5» 2016年 公益財団法人泉美術館蔵
  • どうぶつのまち 2012年 公益財団法人泉美術館蔵
    «どうぶつのまち» 2012年 公益財団法人泉美術館蔵
  • どうぶつのまち 2012年 公益財団法人泉美術館蔵
    «どうぶつのまち» 2012年 公益財団法人泉美術館蔵
  • 作ったものはすべてアート
  • 柚木さんのことばは
    出典:『柚木沙弥郎のことば』柚木沙弥郎・熱田千鶴著(グラフィック社)より

柚木沙弥郎

柚木沙弥郎

1922年、東京生まれ。染色家・アーティスト。1942年、美術史を学ぶため東京帝国大学(現・東京大学)に入学するが、学徒動員される。戦後、倉敷に復員し就職した大原美術館で民藝運動と出会い、芹沢銈介に師事し、染色の道を志す。1950年から女子美術大学で後進の指導にあたり、87年からは学長を務めた。染色家としての活動を柱にしながら、版画、絵本、立体、ガラス絵など多様なジャンルの制作に取り組んでいる。

柚木沙弥郎 (ゆのきさみろう)
撮影 木寺紀雄

EVENTS

トークショー

柚木沙弥郎さんの孫娘であり、焼き菓子店「hana」を家族で営む丸山祐子さんを迎えてお孫さんの眼から見た「沙弥郎さん」をお聞かせいただきます。

4/104/10 (日)
  1. 13:30 〜 14:30
定員: 先着50
定員に達しました!
申込: 電話で受付
  • 当日の観覧権が必要です
  • 要予約

影絵&絵本の読み聞かせ会

こけっこーの会のみなさんによる柚木さんの絵本や影絵を使った読み聞かせ会です。

4/244/24 (日)
  1. ① 10:00 ~ 11:00
  2. ② 14:00 ~ 15:00
定員: 先着20
  • 当日の観覧権が必要です

ワークショップ「染色であそぼう!」

3/21 3/21 (祝)
  1. ① 13:00 ~
  2. ② 14:00 ~
  3. ③ 15:00 ~
定員: 各回先着10
申込: 2月19日(土)10時より電話受付開始
料金: 300円
  • 要予約

ワークショップ「型染めに挑戦!」

芹沢銈介のもとで学び、現在は江津市にお住いの染色家・黒川裕子さんによる染色についてのお話と、型を使って実際に染色に挑戦するワークショップです。

3/263/26 (土)
  1. 10:00 ~ 12:00
定員: 先着10
申込: 2月26日(土)10時より電話で受付開始
料金: 500円
  • 要予約

GOODS

オリジナルグッズ販売
島根の手仕事と柚木さんの作品がコラボしたオリジナルグッズを数量限定にて販売します。
※各商品おひとり1点限りの販売。
【おしらせ】6月1日 正午12:00よりオンラインショップにて通信販売スタートします。

ポスター「のれん富士」
1300年の歴史を持つ、地元浜田市の石州和紙を用いたポスターです。
余白のない印刷で、オリジナル作品の暖簾に近づけました。お部屋を明るくしてくれる作品です。
«のれん富士» 1980年 坂本善三美術館蔵
・素材:楮紙(石州和紙久保田)
・シルクスクリーン
・590mm × 400mm
・¥11,000(税込)
100枚限定
石州和紙久保田 ユネスコ無形文化遺産 石州半紙
1,300年の歴史を持つ石州和紙・石州半紙。原料に楮・三椏・雁皮の植物の靭皮繊維を使用し、補助材料としてネリに「トロロアオイ」の根の粘液を使い、竹簀や萱簀を桁にはさんで「流し漉き」により、つくられる。
「石州半紙」は昭和44年(1969年)国の重要無形文化財に、「石州和紙」は平成元年(1989年)に伝統的工芸品にそれぞれ指定を受けた。平成21年(2009年)、ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「石州半紙」が記載された。
ポスター「リトグラフィ2」「リトグラフィ3」
民藝の思想を受け継ぐ「出雲民藝紙」を用いたポスターです。リトグラフィ2は楮(こうぞ)紙に、リトグラフィ3は三椏(みつまた)紙に印刷。
素材の違いをお楽しみください。
«リトグラフィ2» 2002年 坂本善三美術館蔵
«リトグラフィ3» 2002年 坂本善三美術館蔵
・リトグラフィ2 素材:楮紙(出雲民藝紙)
 リトグラフィ3 素材:三椏紙(出雲民藝紙)
・デジタル印刷
・380mm × 280mm
・¥5,500(税込)
各100枚限定
缶バッジ
「出雲民藝紙」を用いた缶バッジ。和紙の風合いによって、絵本の挿絵の雰囲気が一層柔らかくなっています。お気に入りの動物を見つけてください。
«たかい たかい» 2006年 作家蔵
・素材:和紙(出雲民藝紙)
・サイズ:直径32mm
・各¥330(税込) ※4個セットは、¥1,320(税込)
各100個限定
【缶バッジ単品:アヒル・ネコ】完売しました
ウシ・ゾウは残りわずか
【缶バッジセット】完売しました
出雲民藝紙工房 故人間国宝 安部榮四郎伝承手隙和紙
八雲町の紙すきは、祖父谷の紙すきの影響をうけ、江戸時代の中頃から始まったといわれる。最盛期八雲町では、30戸程の紙すきがあったが、2020年現在は1戸。
八雲町でつくられる和紙を、出雲民藝紙と呼ぶようになったのは、昭和6年頃からで、昭和6年(1931年)に、当時「民藝運動」の創始者であった柳宗悦氏に安部榮四郎が出会い、その後柳宗悦氏の指導をうけ、和紙づくりに励んだことによる。
昭和43年(1968年)、安部榮四郎は、国の重要無形文化財に認定された。
風呂敷「幕」
1960年代初期に作られた大作「幕」を、大判の風呂敷で再現。包み方で、平面とは違った模様の変化が楽しめます。そのままタペストリーとして飾っても素敵な作品です。
«幕»1961年 坂本善三美術館蔵
・藍染
・素材:天竺
・サイズ:1050mm × 1050mm
・¥12,100(税込)
20枚限定
完売しました
手ぬぐい
「こいのぼり」「文字」「萌芽を求めて」「小鳥」
藍の濃淡による複数色で表現した本商品からは、職人の高い技術力を伺うことができます。色鮮やかなオリジナル作品とは異なるおもしろさをお楽しみください。
«こいのぼり»2016年 公益財団法人泉美術館蔵
«文字»2000年 坂本善三美術館蔵
«萌芽を求めて»1994年 公益財団法人泉美術館蔵
«小鳥»1992年 坂本善三美術館蔵
・藍染
・素材:綿
・サイズ:340mm × 980mm
・各¥3,850(税込)
各50枚限定
完売しました
天野紺屋 創業1870年 糸染め紺屋
1870年創業の藍染紺屋。現在五代目の天野尚が代表を務める。
広瀬町は文政7年(1827年)に長岡貞子が伯耆国米子町から絣の染織技術を広め「広瀬絣」の里として栄え、最盛期には久留米絣、伊予絣と並ぶ西日本の三大生産地と称され、多くの紺屋が染めの技術を競い合ったと言われている。戦後、染色業の衰退により、広瀬に唯一の紺屋となったが、変わらぬ技法で「綿」「麻」「絹」の糸を染めている。
会期中ミュージアムショップでは、この他にも柚木さんが挿絵を描かれた絵本や世界の民芸品など関連グッズを販売しています。ぜひお立ち寄りください。なお、通信販売は期間終了後からの対応とさせていただきます。(オリジナルグッズのみ。予定販売数に達した商品を除く)あらかじめご了承ください。
【おしらせ】6月1日 正午12:00よりオンラインショップにて通信販売スタートします。

アクセス

浜田市世界こども美術館

〒697-0016
島根県浜田市野原町 859-1
Tel. 0855-23-8451
Fax. 0855-23-8452

交通案内

JR山陰本線→浜田駅下車→浜田駅より、
島根県立大学行バスにて
「美術館前」下車(10分)
浜田自動車道、浜田I.Cより車で10分
しまね海洋館「アクアス」より車で20分

新型コロナウィルス感染症の拡大状況により、
会期変更・中止等の場合があります。
お出かけ前に当館HP等にてご確認ください。

観覧料

一般
800円 (700円)
高校・大学生
400円 (300円)
小学・中学生
200円 (100円)
浜田市民 (一般のみ)
600円 (500円)
受付にて身分証明書を提示

※(  )内は20名以上の団体利用

  • 前売券 600円(一般のみ)は、ローソン各店 (Lコード: 63079)、浜田市世界こども美術館、浜田市立石正美術館、石央文化ホールで 3/11(金)までお求めになれます。
  • 3/21(祝)はシニアデー。65歳以上は無料。
    〔受付にて身分証明書を提示〕
  • 身体障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方は半額。介助者1名は無料。〔受付にて手帳を提示〕
Yunoki Samiro
主催
浜田市、浜田市教育委員会、
公益財団法人浜田市教育文化振興事業団
助成
芸術文化振興基金
協力
公益財団法人泉美術館・坂本善三美術館
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柚木沙弥郎の世界 - 浜田市世界こども美術館 柚木沙弥郎の世界 - 浜田市世界こども美術館

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